スイスからのカップルと、パックラフト14km

大豊町のホステルに1ヶ月滞在して、吉野川で毎日カヤックを習っているカップルが来てくれた。
スイスから日本を4ヶ月ほど旅しているそう。
「パックラフトはやったことがないから挑戦してみたい」
それでガルバンゾに来てくれました。
カヤックはすでに習っていて、乗れる。
川読みも基本動作も問題ない。
あとはパックラフトというゴムボートの違いに慣れるだけ。
最初にちょっとでも不安そうな表情を見つけたら、伝えることがある。
「今日は、ストレスなく楽しかったで終わるツアーにします」。
不安を解く言葉になるかわからないけれど、私だったらそう言われたら安心できる。
まずは私の好きな8kmの区間から始めた。
ここは流れのリズムがいい。難しすぎず、退屈でもない。
日本の田舎の景色の中を下るのもいい。
8kmを下り終えたところで尋ねた。
「まだ下りたい?」
「YES!」と即答だった。
そのまま6kmの区間へ。
こちらは少し違う。
波が大きくなる。瀬がまっすぐでなくなる。
どこに行くべきか考え、ボートの向きを調整し、障害物を避ける。
不安な表情は読み取れた。
けれど挑戦してみたいという気持ちの方が先に出ていたので、行ってもらった。

大きな波を超えて、笑った顔が印象的だった。
川下りには言葉よりも共有できる瞬間がある。
「楽しかった!!」と言って笑って帰っていかれました。
そういう瞬間がうれしいです。
今年もそんな瞬間が増えることを願って。
