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検定員をやってわかった、河川ごとの当たり前の違い

今年2回目のJRCA(日本レクリエーショナルカヌー連盟)のラフトシニア公認指導員検定でした。

高知ラフティング|リバーサップ|シャワークライミング ガルバンゾ

きっかけは今年の春。
ある会社がJRCAに加盟してくれた。うちが春に受験の対応をしたのがきっかけで、今回も開催依頼があった。
今回受験したのは、他県のラフティング会社に移籍したベテランガイド。
長年現場に立ってきた人が、新しい所属先でもう一度資格を取り直す。
その現場に、吉野川で立ち会うことになった。

高知ラフティング|リバーサップ|シャワークライミング ガルバンゾ

結果から言うと、無事に合格した。
写真は合格証を手にしたメンバー4人。
表情を見てもらえばわかると思うが、資格試験の緊張感というより、長年の現場感が滲み出ている顔だった。技
術は当然できる人たち。
今回問われていたのは、指導員として、ラフティングガイドとして、知識と技術をどう見せれるかでした。

検定の場で強く感じたのは、河川ごとに安全説明の中身が違うということだ。
それぞれの拠点で活動してきたガイドたちが、吉野川に集まって受験する。同
じラフティングでも、川の性質が違えば注意すべき項目も変わり、話の優先順位が違う。

たり前だと思っていたことが、実は吉野川の当たり前でしかなかった。特化した項目の違いを間近で聞けたのが、今回いちばん興味深かった部分だ。

 

この仕事を長く続けてきて、あらためて気づいたことがある。
普段は吉野川にしかいない。同じ川で活動していれば、他の河川のガイドと出会う機会はそう多くない。
でも検定という場を通せば、普段なら一生すれ違うこともなかったはずのガイドたちと顔を合わせ、話ができる。
技術のことも、現場での判断のことも、直接聞ける。

これは検定員という立場になって初めて味わえた面白さだった。

もうひとつ、自分の中で変わってきたことがある。
学科の講習について、これまではどちらかというと習う立場が長かった。資格を取り、知識を積み重ね、現場で使ってきた。
それが今回のように検定員として関わる機会が増えるにつれて、伝えていく立場に少しずつ変わりつつある。習ってきたことを、今度は自分の言葉で次のガイドに渡す番が来ている。
そのことを、今回の検定を通してはっきり自覚した。

JRCAへ移籍してくるベテランガイドは、これからも増えていくと思う。
組織を移る、資格を取り直す、そのタイミングで指導員として関わる機会があるなら、それは吉野川のノウハウを外に出す機会でもあり、逆に他の河川のノウハウを吉野川に持ち帰る機会でもある。
指導員を増やす仕事に関われたこと自体、今後の河川ガイド業界にとって意味のある一歩だったと思っている。

もし今、別の河川で長くガイドをしていて、JRCAの資格取得や移籍を考えている人がいたら、遠慮なく声をかけてほしいです。
検定の日程は、みなさまのスケジュールに合わせて開催することもできます。少人数制の会社だからこそできる融通です。
逆に、吉野川でガイドの仕事に興味がある人、他の河川での経験を吉野川で活かしたい人がいれば、そちらの相談にも乗れます。
河川ごとの違いを知っているガイドほど、現場で強くなる。

今回の検定はそれを改めて実感させてくれた機会でした。

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