1年ぶりの大歩危、そして一艇のパックラフトが繋いだもの
去年、パックラフトで吉野川を下ってくれたお客様が、今年も吉野川に帰ってきてくれました。
このお客様は、コロナ禍を挟みながらも10年、吉野川に通ってくださっているハードリピーター様。
遠泳がライフワークで、毎年四国へ泳ぎに来る御年69歳!
以前はお孫さんの女の子と、そして今はお孫さんの男の子とも一緒に遊びに来てくださっています。
今年7月にはお孫さんを連れて「おまかせ1日コース」に参加。
そして今回はお一人で、大歩危コースをメインにしたダウンリバー2日間。
去年、初めてパックラフトで吉野川を下ったあと、
今年はなんと、マイヘルメットとマイライフジャケットを購入して再挑戦!
レンタルではなく、自分の装備を揃えて、今年は大歩危へ。
去年とは違う吉野川
去年パックラフトで下った時は、少し水位が高めでした。
フリップすることもなく、艇の上から吉野川を下った2日間。
でも今年は通常水位。
少し水位が変わるだけで、吉野川の瀬はまったく違う表情になります。岩を避け、流れを渡り、波に角度を合わせて進入する。
そして1日目、午前の初級コースで。
波への侵入角度が甘く、艇が横を向いた瞬間、パドルを取られて落水。

10年目にして、吉野川の水圧を体験していただきました。
それでも遠泳がライフワークのお客様。水に落ちても慌てることなく、また艇へ。
何度も川に出ているからこその落ち着きがありました。
そして大歩危コースでは、3つの瀬のうち2つでフリップ。
泳ぎも含めた、なかなかハードなチャレンジとなりました。
こちらは成功した瀬の写真です。

この一艇を買ってくれた人
今回、このお客様が乗ったパックラフトには少し特別な話があります。
去年10月、私たちは火災でボートやギアの多くを焼失してしまいました。
その時、このお客様も私たちを支援してくださいました。
そして、そのご支援で買わせていただいたのが、この一艇のパックラフト。
去年、一緒に吉野川を下ったお客様が、火災のあと、私たちを支えてくれて、
そして今年、そのご支援で購入した艇に乗って、また大歩危を下っている。
焼けてしまった艇の代わりに、新しい艇がまた吉野川に浮かんでいる。
その艇に乗っているのは、10年間この川に通い続けてくれているお客様。
なんだか不思議な気持ちです。
あの時いただいた支援が、こうして今も吉野川の上で形になっています。
改めて、本当にありがとうございました。
さて、2日目はどんな川になったのか。
それはまた、次の記事で。
