自分のガイドとしてのスキルを高める為にも、会社や川を移るのは必要だがこのあたりが収入に結びつく事は非常に少ない。だから、逆に少ない収入でいかに暮らすかみたな風潮がすごく強くなる。幸い、この田舎は過疎地なので、物件が沢山あまっているから敷金とか礼金とか無く大宅さんとの信頼関係だけで格安に借りる事も可能。信じられないような大きさの物件が5000円とか言うのもある、人が住まないと家が傷むからと言う理由もあるようだけど、いがいと田舎暮らしを応援してって値段もあるようです。今回はそっちで安く見つかった。
今回はラッキーだったが、不動産屋が無いので自分の足で歩いて探してポストに手紙を入れたり、近所の人に家主を紹介してもらったりとかなり時間と労力が必要になる。この辺を町が改善してくれるだけでも、住む人が増えるんだけど、、、、なかなか小さい町だと、トラブル起すかもしれないと先にそっちが来るようで、紹介を得るにも時間がかかる。自分のように1年定住してると保証人頼まれたり物件探しを手伝ったりと言うのも多い、同じ職業のガイドが住むのは歓迎だけど。喜んで紹介できる程、礼儀がしっかりしてる人が少ないのは悩みのタネ。
例えば、間にはいって紹介した人が、大宅さんと何でもいいからトラブルとあいつの紹介はロクなヤツがいないみたいな話しになって次は借りれなくなる事がある。じっさい、数年前にすごくでかい家を共同でかりたんだけど。家には駐車場が無かった。5分程ある所に駐車場を借りれた(山あいで土地が無いので、借りれただけで奇跡近い)ほとんどの人は、駐車場に止めて歩いていたが、何人かが面倒くさくなって家の前に止めていた。ここは消火栓があるから火事の時に困るので駐車はしないでね。と約束の上で、家を借りたんだけど、近所からの苦情で借りれなくなった。大家さんは貸したいけど、最低限のルールを守ってもらわないとと言われ僅か半年で出る事となった。 大家さんも近所から苦情言われて肩身狭かっただろうな〜と申し訳なくなった。 借りれなくなった理由の当人達は、何が悪いの?って感じで翌年も借りようとしてたが、断られていた。さらに、他の会社のガイドも借りにいったけど断られた。
自分の価値観や見解で、文句を言うのもいいけど。
地元にずっと住んでいる人達の価値観や見解の立場も考えて欲しい。特に年配が多いからこっちの感覚が通じない事が多い。また礼儀にうるさい人が多いから、こっちの意見が通るかどうかは、近所付き合いから始まる話し合いや気遣いって部分が多くなる、けっこうかよって理解してもらうとダメといってた事もいいよって言ってもらえる事が多い。
金払って住んでやってんだ。
みたいな感覚でいると、ガイドはろくなヤツがいない、挨拶すらできないと言われて、どんどん借りれなくなって自分の首を絞める事になる。休日に騒音の無い大きな家の縁側でごろごろできる贅沢はこう言った田舎暮らしならではだから、後から移り住む人の事の少し考えて行動して欲しいと思う。それをしるかーって人は田舎ぐらしはご遠慮願いたいものです。
新居の話で、ぐちがでてしまったけど。田舎ののんびりした時間は、楽しめる人には非常に楽しい。家の近くでは、福寿草祭り(祭りは寂しい感じだが、花は綺麗)をやっている。よこの川ではアメゴが釣れる。あさちょっと早く起きて、アメゴ釣りして仕事に行って、昼間に福寿草祭りいって、夕方仕事なんて事もできるからこう言った生活がしたい方には、ここはすばらしいー土地なんですけどね。